2018.03.25 Sunday
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「お引き受け願う前に、一つだけ了解しておいてもらいたいことがあるんです。どうか、その点は絶対に忘れないようにお願いしたい。もし成功しても、どこからも感謝はなし。もし厄介な事態になっても、どこからの助けもなし。これでいいですかな?」
人間は、揺り籠から墓場までのほんのわずかばかりの時間を、愚行の中で浪費しているだけなのだ。なんと卑小な存在だろう!
あらゆる時代にはその時代の信仰があります。
「夢のなかのものは、敵が取ろうにも取れない」
人は、分かっていることだけで生きているんじゃあない。世界はいま見えているものだけで成り立っているんじゃあない。分かっているつもりだったことが分からなくなったり、その逆のことが起こったりする。変わらないものは何ひとつなく、うつろいつづけ、変わりつづけているのが、人が生きてゆくことなのだろうから。