2018.03.25 Sunday
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ここはかつて、暗黒の時代に、野蛮な生贄の獣たちの髑髏の下で
人間らしさが雄々しく立ち上がったところなのです。
そして運命のような神意のような大いなるものは、その愚かさの原因として言及されます。この世では、思慮を欠くということが、人間に取りつく
どれほど大きな禍かということを、証明されたわけです。(※)
神によりその心を、破滅へと向けられた者には、
悪もまた、遂には善に見える。
破滅を伴わぬ生を送れるのは束の間にすぎぬ(※)
「最近、似たような行為が私たちにあったのではないか、
いや、似たような行為はなかったのではないかと、
心の中をじっくりさぐって頂きたい。」
ソポクレスの『アンティゴネー』では、アンティゴネとクレオンはあくまでもポリュネイケスの埋葬を巡って対立しますが、ここではクレオンの戦争や統治までもが批判されています。「あなたたち支配者というものは、いつも脅しをかけるもの。
国が分裂すれば滅びるぞ、見知らぬ他人の餌食になるぞと。
すると私らは頭を垂れて、あなたがたに生贄を引きずっていく。
おかげで祖国は弱りはてる。他人の餌食になってしまう。」
「頭を垂れた人間には、我が身に降りかかるものは見えはしない。
見えるのは大地だけ、そして、ああ、その大地に呑みこまれてしまうばかり。」
イヤ―――っ!!!20章 無作法
食事をしている最中に、わしは薬草のエレボロスを服用し、嘔吐と通じで体を掃除してもらったことがありますが、わしの排泄物の中の胆汁は、ここにあるスープよりも黒い色でしたぜ、などと、その様子をくわしく話す。