2018.03.25 Sunday
スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
| - | | - | -
イエズスよ、十字架を肩に負うたあの白き幼児たちを、夕べにはみな眠りに就かさしたまえ。まこと願い奉る。なぜ願うかといえば、主はあの子らに全く気付かれなかったかもしれぬし、幼児たちはよく見守ってやらねばならぬからだ。正午の刻はわが身に重くのしかかる。ありとしあるものはみな白い。しかあれかし。アーメン。
自分の意思とは関係なく、南の海でばたばたしている大佐はいったい何をしたいのだろう。
本当の意味でレディと花売り娘の違いは、どう振舞うかではなく、どう扱われるかにあるのです。
「お前みたいな腐ったキャベツでも、美しい建造物の台座をけがす汚点でも、英語に対する侮辱の化身でも、シバの女王のようにしてみせるって言ってるんだ」
「ピカリングさん、どうしたもんでしょう、この撥ねっかえりのバカ娘?椅子に座らせるべきか、窓から放り投げるか」
彫像のガラテアがみずからの創造主であるピグマリオンを本当に好きになることは決してない。彼女にとって彼はあまりにも神のごとき存在であり、到底つき合えるものではないのである。